コロンビアの国民健康保険に加入してみた

コロンビアの国民健康保険の加入方法は?

これって、日本語ではほぼ情報がありません。
駐在さん、留学生さんだと海外旅行保険に加入して、分厚い保障を積んでから行ったり、加入するにしても会社や大学の健保取り扱い部門が手続きをしてくれるからです。

ただ、個人で会社を営んでいる方、コロンビア人の配偶者と結婚した方など、ご自分で手続きを行なわないといけない方もいます。

今回は、個人事業主や国際結婚した方はもちろん、コロンビアにいらっしゃる会社員、留学生、教員さんなどにも役立つ、「コロンビアの健康保険に加入する方法」を見ていきたいと思います!

コロンビア国民健康保険加入
– EPSを選ぼう!


基本的なことですが、

「コロンビアの国民健康保険制度に加入する」
→→「EPS(保健管理会社)と加入契約を締結する」ということです。

※詳しくは別記事で紹介している、

「コロンビアの健康保険制度」

をご覧ください!

コロンビアにはEPSが数多く存在し、EPS同士が互いに競争しあっています。
それは、「各個人がEPSを自由に選択&変更できる」からです。
各EPSは加入者を獲得するため、独自のサービスを展開しているので、自分に合ったEPS選びはとても重要になります!

選び方としては、

最寄りの病院がどこのEPSと契約しているのか?
・EPSと提携したお店やスーパーの割引があるか?
・政府のEPSランキング

で選べばいいと思います。基本的な医療サービスは法律により決まっているのであんまり変わらないです。コロンビア人に聞いてみてください。「どこもみんな同じように最悪だ」というと思います。

コロンビア厚生省は「いいEPS、悪いEPS」をランキングにして発表しています。顧客満足度、手続きの速さ、法令順守などいろいろな観点から評点をつけていますので、これを一つの指標にしてもいいかもしれませんね。

上記ランキング13社は毎回常連のEPSなので、この中から選ぶのをおすすめします。自分の気に入るEPSを探してみてください!


コロンビア国民健康保険に加入する!


自分の気に入ったEPSを選んだら、早速加入しましょう。

ちなみに私は「Famisanar」というEPSに加入しています。
理由は、最寄りの総合クリニックがFamisanarと契約しているIPSだからです。

奥さんや友達は、
「EPSなんかどこも仕事が遅いし、似たり寄ったりだよ」
と悲しいことを言っていました。EPSが決まらない方は、最寄りの病院で選べばいいと思います。

日本人で加入する人の99.9%は、「Regimen Contributivo」で「拠出金健保制度」に該当しますので、助成金健保制度のみを扱っているEPSを選ばないように気を付けてください。

職業によって必要書類が変わってくるので、まずは必要書類を詳しく見ていきたいと思います。


個人事業主の方の場合


(EPS:Famisanar LTDAの場合)

  1. 加入契約申請書(Compensar)
  2. Cedula de Extranjeriaのコピー(150%拡大)
  3. 業務請負契約のフリーランサーの場合、請負契約書のコピー
  4. コロンビア公認会計士作成の収入証明(※ほとんど要求されない)

が必要になります。

※ご自分で会社を経営されている場合は、契約書なんか無いので不要ですが、
登記簿やNIT番号、納税証明を要求されることがあります


国際結婚の場合


(EPS:Famisanar LTDAの場合)

  1. 身分証明書のコピー(Cadula de Extranjeria)
  2. 婚姻証明(Registro Civili de Matrimonio)
  3. 配偶者が書いた扶養家族追加の申請書(※扶養家族となる場合)

以上が必要書類となります。

3の申請書が厄介なことに、フリーフォーマットとなっています。
以下に作成例を載せておきます。

お子さんを扶養に追加する場合には、Tarjeta de Identificacionと申請書です。
扶養家族を増やす場合、必要書類は国際結婚してひとまず扶養に入る場合とほとんど変わりません。

必要書類がそろったら、自分の選んだEPSの事務所へいきましょう!


EPSで加入手続き!


健康保険への加入は、最寄りのEPSで行ないます。

行ってみるとわかるのですが、結構人が多くて殺伐としています。

防犯上の理由などで、申請者以外は入店できません。粘ってもムダです。

※ちなみに、EPSの警備員は拳銃で武装しているので、くれぐれも不用意な行動は避けてください。

申請はオールスペイン語でやり取りする必要があります。英語は通じません。

常に混んでいるので時間に余裕をもって行ったほうが良いです。

申請自体はスムーズに進行します。
職員さんと申請書の内容、必要書類の確認を行なっていきます。

わからないことがあれば、教えてくれます。特に難しい質問等はないです。
申請が受理されると、以下の書類をくれます。

これでEPS加入手続きが完了です。

EPS各社で多少ばらつきはありますが、「申請日から8営業日」で国民健康保険の登録手続きが完了します。その間はコロンビア国民健康保険は使用できませんので、海外旅行保険などの期限が迫っている場合には再度付保することをおすすめします。


コロンビア国民健康保険加入後


コロンビア国民健康保険に加入できているのかどうか、連絡は一切ありません。

コロンビアには日本のように、「健康保険証」というものがありません。
「Cedula de extranjeria」が身分証明書&健康保険証になります。

実際IPSで受診する際にも、Cedulaだけ提示すればOKです。(※SGSSS対象外の軍、警察、公立学校教員などには健康保険証が発行されているようです)

では、自分が国民健康保険に加入完了しているのか確認する方法は、

ADRES(健保情報管理機関)」の「BDUA」というシステムで検索します。以下URLです。検索方法は下記ご覧ください!

https://www.adres.gov.co/BDUA/Consulta-Afiliados-BDUA 


いかがでしょうか?
日本以外で病気やけがになるのは、とても怖いことです。
怖いからこそしっかり住んでいる国の制度を調べて、どう備えるべきか?を常に考えておく必要があります。

この記事がコロンビアに移住したいけど、病院とか健康とか不安…という方にとって役立つ情報となればうれしいです!

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kei
  • kei
  • 群馬県高崎市出身。第二の故郷は名古屋市。
    貿易会社の南米支社長。公認会計士(日米+コロンビア)。
    都内の大学卒業後、プラントエンジニアリング会社へ入社。そこでコロンビアプロジェクトの一員としてボゴタに駐在することに。コロンビアに惹かれる。コロンビア駐在中にMBA取得。駐在修了後、名古屋の外資系企業の財務Mgrとして勤務するが、大学時代の友人に誘われ、貿易会社の南米担当としてコロンビア移住を決断。現在はボゴタでコロンビア人の奥さんと生活中。趣味はコロンビア料理、読書、ダンス

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