スペイン語の単語を覚える

あらゆる語学に共通することだと思いますが、「文法」と「単語」はバイクの両輪のようなもので、不可分の関係です。どちらかが無くては当然前に進むことはできません。

スペイン語に関して言えば、「文法」は初球を突破すれば、あとはめんどくさい特殊ケースは英語に比べて少ないため、映画や本を読んでいきながら抜けている部分を拾っていけば問題ないです。

ただ、単語を覚えるという行為は、「つらくとも地獄」の修行となってしまいます。そして「時間おばけ」です。とにかく時間を食う

そして、退屈ゆえに単語の学習をおろそかにすると…

スペイン語の勉強をしていても単語調べに時間を取られて、進まない。

私の感覚だと、「400語以内の文章で、10個わからない単語がある」とメンドクサくなって飽きてしまいます。

人間に適した勉強は、「楽しくもちょっと辛いくらい」のハードさだと思います。7:3で辛かったことって、よく記憶されるのです

では、実際にモチベを維持しながらの単語学習、
脳筋メソッド(私が実践した方法)」を紹介したいと思います。

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たのしい単語学習



歌う


「歌う」んです。これはシンプルです。
とにかくスペイン語の歌を歌う。サルサでも、バジェナートでも、ポップでもなんでも良いです。

大体3~4分で1曲の中に単語が凝縮されているので、下手な単語帳の例文よりも自分のハートににガツンと入ってくるため、覚えやすくなります。
ただ、すぐに辞書を引かないことです。

キモチはキモチのまま、自分の中でしっかり感じ取ってから意味を確認するのが良いです。
あと、すぐに辞書を引いて日本語の意味を確認することによって「わかった気になる」んです。単語学習ではこれは厳禁。すぐ確認した単語はすぐに忘れます。なんでもいいから意味付けしてみましょう。

ひとしきり単語のキモチ=意味を類推したら、辞書を引いて本来の意味を確認することによって、感じたキモチとの差異を確認すると記憶に定着しやすいと思います。だいたい意味内容があっていたら、あえて辞書の言葉通りに覚えず、感じたままにイメージで覚えておくのも良いです。


動作で頭に叩き込む


お読みの方ならご存じの通り、スペイン語には動作に関する単語が無限に感じられるほど存在します。あなたが行う日常動作の95%はスペイン語の動詞があります。

実際にその動作をしたとき、「あれ、スペイン語でこの動作なんて言うんだっけ?」と考えていきます。

例えば、朝ベッドから出て「毛布のホコリを払った」とします。


そうしたら頭の中でスペイン語では何というのかを考えて、
「sacudir la cobija」と脊髄反射のごとく出てくるまで動作と単語を脳内でリンクさせます。
毛布2枚掛けなら、「sacudir la otra cobija」でいいんです。

動作と関連付けて行っていくことで定着は見違えるほど早くなります。


ちょっとつらい単語学習



抽象的な単語は、「読経」「写経」


動作にできない概念や脳内活動のような抽象的な動詞には、「力業」で対応するしかありません。自分ではどうしても表現できない単語、自分から離れちゃっている単語はなかなかに記憶に定着しないです。

もう力業しかありません。

無理やりにでも動作に結び付けるために、古来より伝わる「読経」「写経」形式で「書きまくる」「読みまくる」の反復しかないのです。実際に音読しながら書くことによって脳の前頭前野やウェルニッケ野が活発化することが知られていますね。

「超効率的!最速のなんたらメソッド」という流行り言葉に踊らされてはいけません。

そんなのより遣唐使や科挙受験生の諸先輩方の勉強法を見習え!


と言いたいです。
孔子曰く、「学んで時にこれを習う亦説ばしからずや」です。

ごめんなさい(単語名)さん、あなたのこと一生忘れません」

というレベルまで書きまくる、読みまくる。これは「何やっても覚えられない相性の悪い単語」でも共通で

「楽しくもツラい」の「ツラい」を凝縮した作業です。たまには楽しい単語練習に慣れてしまって、”浮かれポンチ” になっている頭をいじめてあげましょう。


暗記カードで徹底した単語音読


懐かしの「暗記カード」を使用する方法も単語練習には効果的です。

ルールとしては、「音読すること」です。
絶対に暗記カードを作って満足 or 読んで満足しないということです。

今では単語帳のアプリなど便利なものができていますので、そちらを使用するのもオススメで、学習効果が期待できます。しかし、私はハードの暗記カードのほうが良いと思っています。これを作るときに「書く」というひと手間があることで、単語の定着が早くなると思っています。

暗記カードや自分の単語帳アプリを作るときに気を付けたいことは、
覚えられないワード」だけ書くことです。すでに覚えていることは書く必要ないですよね。
あとは、「一度にたくさん作る必要はない」ということです。あくまでその日に覚えられなかった単語だけを復習するためにあります。

ちなみに「科挙」受験生は暗記カードを作って、ひたすら音読していたらしいです。当時の人にも記憶は口に出して行うものだったのですね。


単語を分解して覚える


専門用語やちょっと難しい単語でも、単語の形成を覚えておくと単語をより覚えやすいものにすることができます。

例えば、単語の頭に付く「cosmo~」は「宇宙、国際」や、「Equi~」は「等しい、つり合いの取れた」を表すことや、
単語のお尻の「~aje」や「~erío/a」は「集合したモノや抽象的なもの」を表します。(Equipo:備品→Equipaje:荷物)

これらを覚えておくと単語の類推や学習に非常に便利なのでおすすめです。

特に医療や抽象的な物事の単語を覚える際に威力を発揮します。


類義語・反義語をセットで覚える


2つ以上をセットで覚えることで表現の幅が広がるため、良いと思います。
暗記カードや単語帳アプリとの親和性が高いので試してみてください。

単語に初級や上級などレベルはありませんので、
勉強を始めたばかりの人でもセットでの学習ができます。
一冊、類義語・反義語辞書を持っていてもいいと思います。

ネットで調べるなら、EL PAISがシンプルでおすすめです。


以上、脳筋メソッド式単語暗記法でした。

基本的には、「音読が大事だよね」ということ、「音読に付随して書くこと」も暗記効率を上げて、より記憶を定着させる方法ですよ、ということをお伝えしてきました。

語学の勉強の中で一番メンドクサいと感じる単語練習。
できる限り効率的にやろうとすればするほど、かえって王道に戻ってきてしまうパラドックス的な性質があり厄介ですが、この厄介さを超えたところに、会話やドラマ、小説などを読むという行為がありますので、なるたけ自分に合った継続できる方法で勉強するのが良いでしょう。

皆さんが自分に合った方法探しの一助として私の経験が役立ってくれたらうれしいです!

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kei
  • kei
  • 群馬県高崎市出身。第二の故郷は名古屋市。
    貿易会社の南米支社長。公認会計士(日米+コロンビア)。
    都内の大学卒業後、プラントエンジニアリング会社へ入社。そこでコロンビアプロジェクトの一員としてボゴタに駐在することに。コロンビアに惹かれる。コロンビア駐在中にMBA取得。駐在修了後、名古屋の外資系企業の財務Mgrとして勤務するが、大学時代の友人に誘われ、貿易会社の南米担当としてコロンビア移住を決断。現在はボゴタでコロンビア人の奥さんと生活中。趣味はコロンビア料理、読書、ダンス

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