コロンビアへ入国する!

どこの国に行くにしても入出国の時って、結構緊張しませんか?

シビアな顔した係官が淡々と処理していくあの様、私はいつまでたっても慣れません。挙句、突っ込んだ質問されたりしたらもうドキドキです。

今回は、そんなコロンビアの入出国の流れと、100回以上、陸・海・空から入出国を繰り返した私が実際に体験したトラブルをご紹介します!

コロンビアへ入国!



税関申告書 (El formulario 530)


大体の人はボゴタのエル・ドラード国際空港からコロンビアに入国することになります。まずは陸・海・空に共通する書類からご紹介します。

どこの国でも大体まずは機内で「税関申告書」の記入をしますよね。
コロンビアでも税関申告書の記入があります。まずは、基本的な事項から。

コロンビア税関の名称は、

Dirección de Impuestos y Aduanas Nacionales(略称:DIAN)」です。

国家税務全体が管轄で、日本で言う「税関+国税庁」です。

コロンビアの入国用税関申告書は、通称「El formulario 530」と言われます。
こちらです。540や560などもありますが、まず皆さんに関係ない書類です。
右上が「530」かどうかちゃんと確認しましょう。

現在の申告書は以下の通りです。

大体日本と変わらない内容ですが、気を付けたいのが、

「1,500ドル以上の現金ないし物品を保有しているか」

これはコロンビアの1999年財務省令2685号」および「2000年財務省決議4240号」で規定されている観光目的滞在者の外貨及び商品の持ち込み上限に当たります。

しかし、これ結構ザルです。幾ら持っているかは自己申告で、日本人の場合はそれについて口頭で質問されるだけで、ほぼチェックはありません。

※※さらに、2020年1月にコロンビアへ入国した際、税関申告書の記入を求められませんでした。税関では、「1,500ドル以上の現金を持っているか?」と聞かれただけで終わってしまいました。理由は確認中です。


パスポート・航空券


観光目的滞在者の外国人は、必ずパスポートと往復航空券の提示を求められます。

居住者でない外国人が往復航空券を所持していないと「強制送還」の対象になりますので気を付けてください。コロンビアの移民局(Migracion)はこの点で、かなりシビアです。その場での復路航空券購入 or 強制送還の二択になります。

居住者でCédula de extranjeríaを持っている方は入国審査でパスポートと一緒に提出すると質問も少なく、審査が比較的短時間で終わります。

航空券・Cédulaに関しては下記をご覧ください!

パスポートの残存期間も6ヶ月あればよいですが、ギリギリだと「コロンビアの日本大使館でパスポートを取得して、あたらしいパスポート番号を移民局まで知らせてください」と言われます。


入国審査待ちの列


入国審査前の話なのですが、

エル・ドラード空港の入国審査の列が長すぎる問題

があります。
十中八九、皆さんも入国審査渋滞にハマる、と断言しておきます。

「近年の観光者急増に対して、そもそも空港の入国審査会場が小さすぎる」んです。

なので、こんなことになります。

果てしない渋滞ができます。

入国審査会場は、通路から見て手前が「外国人」、奥の列が「コロンビア国民」です。

多いときは1時間半くらい待つこともざらにあります。

入国審査会場からはみ出して列ができていることもあります。
なので、飛行機から降りたら入国審査会場までの通路でトイレを済ましておいたほうが良いです。

コロンビア国民の入国審査は最近「自動化ゲート」ができて、ものの5分くらいで入国審査が終了します。

日本だと「外国人も登録すれば自動化ゲート使用可」ですが、コロンビアまだそこまで至っていません。せめてコロンビア居住者に対しては自動化ゲート使用の検討をしてほしいです。


入国審査について


概要:
コロンビア入国審査の担当部署は、「Migración Colombia」です。
Migración Colombiaは外務省の機関で、日本の出入国在留管理庁とほぼ同様です。昔は在留関係はDASという機関でしたが、汚職問題等でMigración Colombiaがすべて担当することになりました。

早速流れを見ていきましょう!


パスポート・航空券提示


コロンビアでは、「Next !」は、

Siga !」です。

Siga != シガ ! という威勢のいい言葉が聞こえてきたら、ブースに異動します。ブースに移動すると、まず「スペイン語は話せるか?」という質問をされます。

基本的にアジア人はスペイン語が話せない人が多いと思われているので言語に関する質問をしてきます。


入国審査へ!


コロンビアの入国審査は比較的緩めとされていましたが、

近年のベネズエラからの流入の影響・南米各国の経済停滞・麻薬等密輸防止の観点から、2018年にコロンビア移民局が厳しく入国審査を行う方針を示してから年々質問時間も長くなる傾向がみられます。

特にコロンビアの隣国やラテンアメリカ各国からの入国希望者には厳しく入国審査が行われています。日本人や韓国人はコロンビア国内での犯罪傾向が著しく低いため、に対しての入国審査は依然として緩めです。

↓↓ 入国審査についての質問例はこちらの記事から!

入国審査が無事に終わると、手荷物受取と税関が待ち受けています。


手荷物受け取り


無事に入国審査を通過しても、まだ気は抜けません。

スーツケースなど、手荷物受取所で確実に受け取らねばなりません。

私はよく、「手荷物がない!」と慌てふためく方をここで見かけます。
やはり荷物はトラブルの元ですので、なるべく少なめで来たほうが良いです。

あとよくあるのが、

禁輸品を他人のバッグの中に入れて税関を通過させる手口

ちょうどいいことにエル・ドラード空港手荷物受取所近くにはトイレがあるので、そこが犯行現場になっていることもある、と空港の係員が言っていました。

自分の荷物が出てくるのを見逃さずに、さっさと受け取りましょう。

旅行前に自分のスーツケースの中身について写真を撮ったうえで、しっかり施錠しましょう。アメリカ経由ならTSAロック付きです。
バックパックはトラブルが多いので、日本出発前の手荷物預ける段階で、厚手のビニール袋に入れて封印してもらうようにしましょう。

自分の荷物を受け取ったら、まず荷姿に変化がないか確認しましょう。
異変があった場合には確認の上、場合によっては空港職員に助けを求めましょう。

ちなみに手荷物受取所近辺で、外貨両替ができますが、交換レートが微妙なので外で両替したほうが良いです。
コロンビアは金融・投資規制で外貨を著しく制限している国の一つで、依然として外貨交換所が全国のあちこちにあります。


税関検査


手荷物受取所からまっすぐ歩いていくと税関職員のブースがあります。
ここで税関申告書を手渡し、いくつか質問されます。

  • 禁輸品を持っていないか
  • USD1,500以上の現金を所持しているか
  • 肉製品・野菜など生ものを持ち込んでいないか
  • タバコ・酒を持っていないか

実際には、「USD1,500以上持っているか?」しか聞かれないことがほとんどです。

その先に3代のX線検査機があるのですが、
実際にX線に荷物を通せと言われたことは半々くらいで、荷物が少ないと、X線検査機の手前の通路から出口に向かえと言われます。
アメリカ経由で来ていると、「なんと緩いことか!」と思ってしまいます。

ちなみに段ボールとかで日本から食材を持ち込むと、100%X線検査になります。

私は一回大きな段ボールを持ち込んだのですが、かなり怪しまれ、別室でX線身体検査をされたことがあります。体の中にいろいろと仕込んで持ち込む方が多いようで、エル・ドラード空港には高性能のX線検査機があります。

化粧品、酒、たばこ、PC、医薬品類は特に気を付けたほうが良いです。
持病で医薬品を持ち歩く方は、医師の処方箋を持って行ったほうが良いです。

あとは、麻薬検査がとても厳しいです。

スーツケースの取っ手など、容赦なく穴をあけて確認してきます。
税関職員&警察官は英語ができない方が多いので、不安に感じたら英語できる人を呼んでもらいましょう。呼び方は以下で良いでしょう。

Hay algún oficial(alguien) acá que hable inglés ?
アイ・アルグン・オフィシアル(アルギエン)・アカ・ケ・アブレ・イングレス?


コロンビアに入国!


これでコロンビアへの入国完了です!

あと一つだけ。

空港の外に出てから、

その辺の流しのタクシーは拾わないこと」です。

コロンビアに着く前に「Beats」「Easy Taxi」などの配車アプリをダウンロードしておくのが良いでしょう。
「Uber」は残念ながら2020年2月に撤退してしまいました。


以上、コロンビアの入国について紹介してきました。

誰しも入国の時は緊張するはずです。私は一番最初コロンビアへ行くとき、とても緊張してネットで情報調べまくってました。入れなかったらシャレになりませんよね。

この記事でコロンビアの入国について知っていただいて、皆さんが観光や留学などでコロンビアに来る時、トラブルに遭わなければよいな、という気持ちで書きました。ぜひ皆さんのお役にたてば幸いです!

↓↓ よろしければクリックしていただけると嬉しいです! ↓↓

↓↓ コロンビアのニュースはコチラから!

↓↓ コロンビア・南米関連のおすすめ本です!


kei
  • kei
  • 群馬県高崎市出身。第二の故郷は名古屋市。
    貿易会社の南米支社長。公認会計士(日米+コロンビア)。
    都内の大学卒業後、プラントエンジニアリング会社へ入社。そこでコロンビアプロジェクトの一員としてボゴタに駐在することに。コロンビアに惹かれる。コロンビア駐在中にMBA取得。駐在修了後、名古屋の外資系企業の財務Mgrとして勤務するが、大学時代の友人に誘われ、貿易会社の南米担当としてコロンビア移住を決断。現在はボゴタでコロンビア人の奥さんと生活中。趣味はコロンビア料理、読書、ダンス

1件のピンバック

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です